2023年8月4日~8月6日 第31回日本心血管インターベーション治療学会学術集会にてK-ACTIVEより発表がございました。
〇新百合ヶ丘総合病院
前野遼太先生:胸痛を伴わないST上昇型急性心筋梗塞の臨床転帰について K-Active Registryより
2023年8月4日(金) 16:40-17:40:メディカル一般口演 11 (日本語) ”ACS-1“
概要:胸痛を伴わないSTEMI患者は、胸痛を伴うSTEMI患者に比べ有意に死亡率が高かった。両群を比較したところ胸痛を伴わないSTEMI患者はより高齢で重症な患者背景を有しており、Propensity Score Matchingを用いて解析したところ、それらの患者背景が高い死亡率に寄与していることが示唆された。
〇新百合ヶ丘総合病院
櫻井 馨先生: Mortality in STEMI patients without standard modifiable risk factors (SMuRF) from Kanagawa-Acute Cardiovascular Registry (K-ACTIVE)
2023年8月5日(土) 16:50-17:50:メディカル一般口演 53 (英語) ”ACS-8″
概要:STEMI患者において冠危険因子を持たない患者(SMuRF-less patients)は、高齢でBMIが低く、栄養状態が悪く、30日死亡が有意に悪かった。
〇茅ヶ崎市立病院
児玉 翔先生:Clinical outcomes in STEMI patients calling for ambulance immediately after onset: from K-ACTIVE Registry
2023年8月5日(土) 10:00-11:00:メディカル一般ポスター 54 (日本語) ”ACS-3″
概要:発症30分以内に救急要請したSTEMI患者におけるTotal ischemic time≦120分達成と院内死亡率の関連についてK-ACTIVEレジストリーデータを用いて検討した。